いじゃない

いじゃない

態を確かの後直ぐに

「ウダルチは典医寺の大扉の前に二名、この貴女の部屋前に一名。武閣氏はこの部屋前に二名おりますが、問題は内功使いの動きです。なるべく多人数で居れば今の処襲っては来ないようですので…」

あぁ、あの男女の内功使いの事を警戒しての事なのね。

「判りました。その日は皆と楽しく王dermes 激光脫毛様達の御帰りをお待ちします。」
そう、出来るだけ明るく言った。
「その日はトギもこのお部屋で休ませて戴きます。よろしいですか?」
トギの方を見ると私の目を覗きこんで来る。

「女の子、大歓迎よ!夜通し話しでもする?」
トギにそう言うと掌を凄い勢いで横にブンブン振る。
「寝不足にならぬようお願い致しますね。」
と、チャン先生は笑った。


「また、貴女は食べておられるのか?」
あ、物凄くげんなりしてる…顔がそう言ってる。
「また、ってそんなにずっとなんて食べて無いわ。失礼ね!」
「貴女が昼餉を食べていたのをほんの半時前に見ましたが?あれは幻ですか?」
そうだった…昼餉の時に見られてたんだっけ…

だって食べてる最中に来るんだもの、ちゃんと聞いて實德金融 呃人欲しいって言うから後でまた来てって言ってもう一回来て貰ったのよ。
「幻…じゃないです…」
「イムジャ、幾らなんでも言いたくは無いですが、」
そこで言うのを一度止め、耳元で囁くようにこの人は言った
「太りますよ?」

酷い!女の子にそんな、直球で…!
…でも、自覚はあるんだな~、だって着てる服がゆったりとした着物ばかりで何処が胴で何処が腰?なんて服ばっかりで…あんまり気にならなくなっちゃうわよね…

私は食べかけの甘い餡の入った饅頭をそっと器に置く
「食いかけの物は食べてしまった方がいいのでは?」
「…じゃあ、貴方が食べて。」
今更だけど、食べるのを止めてみた

「俺は甘い物は苦手です。」
そう言って拒否して来る。
だって、認識したらもう食べられないわ…
「お願いだから食べて。」
饅頭の載った器をこの人の方に寄せると、観念したように食べかけの饅頭をこの人は立ったまま食べ始めた
「しかし…今更では?」
食べながらそう言った。

この人はいつも一言多いけど、今日は一段とお口が過ぎるように感じる

しかも、自覚しているだけに人に云われると腹が立って来る。
「ダ、ダイエットに今更も何も無いのよ?チェヨン!私だって間食を抜かす事位出来るわ。みてなさい。」
するとこの人、人の事じろじろ見て「ほぉ~」って呟くの
馬鹿にしてるみたいでちょっとカチンと来た

「だいえっととは何かは分からんが、とにかく間食を止めれるんですね?」
「大丈夫!止められる!」
「食欲を止められるなど、相当な精神力ですね。分かりまdermes 激光脫毛した、もし一週間イムジャが間食を喰わずにいられたら俺に買える物なら何でも買って差し上げます。出来なければ、何か仕置きをさせて戴きます。」
腕を組みながらこの人がとても悪戯っぽく言う

「仕置き?ってお仕置きって事?」
「左様です。何か、不都合でも?」
右の眉だけをへの字に曲げ私の顔の側まで自分の顔を近づける
「何にも!精々自分の禄がどの位溜まっているのか確かめて置く事ね。」
ふふんだ、私だってやる時はやりますから!と言う顔を作ってこの人を見る

あ、そう言えばこの人何か用事で来たんじゃ無かったかしら?

「チェヨン、何か他に用事があって来たんじゃ無いの?」
そう言うと、「あ!」とこの人は言った
「そうでした、実は一週間此方に窺えなくなりますのでその旨、御知らせに参りました。」

「え?貴方、何処か行くの?」
今一週間後の約束をした所だけどその間ずっと居ないの?

「王様が三日後に視察に向かいます。それより先に向こうの状出立致します。王様はその場所に一日滞在され、お戻りになる時に一緒に戻りますが、恐らく此処を離れている間の他の仕事が溜まっているでしょうから此方に窺えるのは一週間後かと…」

暫く朝も夜も会えないんだ…

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