地球観測に関する政府間会合、中国が連合議長国に再選される
地球観測に関する政府間会合(GEO)中国事務局はこのほど、アジア?オセアニア地域クローズド会議を開いた。会議はテレビ電話で行われ、GEO部門間連絡チーム副チーム長、中国国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)副局長の李朋徳氏がアジア?オセアニア連合議長を務め、国家リモートセンシングセンターの張松海チーフエンジニアが出席した。部指導者の支持と協力司の指導を受け、会議ではアジア?オセアニア執行委員会加盟国の任期満了に伴う2018?19年改選を無事完了した。
中国、日本、豪州が現職の執行委員会加盟国として、アジア?オセアニア地球観測システムの建設、GEOの発展に対する貢献を総括した。インドネシアなどの代表者は、現職の執行委員会加盟国の取り組みを高評価し、再選に賛成した。会議では、中国、日本、韓国、豪州が引き続きアジア?オセアニア執行委員会加盟国を担当し、中国が連合議長国として続投することが決まった。
GEO執行委員会はEUを含む16の加盟国で組織され、任期は2年。アジア?オセアニアは4ヶ国。アジア?オセアニアを代表するGEO連合議長は4ヶ国の中から選ばれる。中国は再選により、地球観測分野での発言権を固めることになる。これは中国がアジア?オセアニア地球観測システムの発展をけん引し、国内地球観測技術の向上を促進する上で重要な意義を持ち、また中国の持続可能な開発のための2030アジェンダの実施を力強く支えることとなる。